Ngraphが使えるようになった(gra2wmfは除く)

Mac OSX 10.4.9 + X11 for MacOSX + Open Motif 2.3.0でNgraph 6.3.30が動くようになったので,まとめておく.

まずコンパイルについて.基本はoshikiriさんのところを参照.ただしMakefileで以下の点を変更した.ついでにアップロードもしておいたので,参考にしていただけたら幸い.

  • 自分はOpen Motif 2.3をmacportsでインストールしたので,X11INCLUDE-I/opt/local/includeを追加.
  • gra2wmfがコンパイルできなかったので,gra2wmf関連をすべてコメントアウト.(PPCなのでビッグエンディアン対応のgra2wmfを使ってみたけど,失敗した)
  • 以上を修正すればとりあえずコンパイルはできるけど,X11.appからNgraphを起動したときにOpen Motif関連のエラーが出たので,STATICLINKを空欄にし,代わりにX11LIB-lXtよりも前に-lXmを追加.

このMakefileを使えば,とりあえずmakeは通るはず.あとはsudo ./install.shを実行すれば,インストールは完了する.そしてX11.appからngraphとタイプすれば,警告が表示されるかもしれないが,起動するはず.

ここでロケール(?)をEUCに設定していれば,多分メニューが日本語で表示されると思う.しかし自分はUTF-8に設定していたため,”Warning: Missing charsets in String to FontSet conversion”という警告が表示され,メニューがまともに表示されなかった.そこでリソースファイルの /usr/local/lib/Ngraph/ja/Ngraph をUTF-8に変換したところ,無事日本語で表示された.

しかしその文字が汚かったので英語版を使いたくなり,次のようなことをやった.

  • /usr/local/lib/Ngraph/ngraph.sh の$NGRAPHINSTALLED/%l/%N:\をコメントアウト(日本語環境なら%lにjaが代入されるんだろう,多分).
  • /usr/local/lib/Ngraph/ngraph.sh の$NGRAPHINSTALLED/%N:\$NGRAPHINSTALLED/en/%N:\に書き換えた.
  • Linux用バイナリ(Ngraph-6.3.30-linux.tar.gz)を落としてきて,中のNgraph.1をNgraphにリネームして /usr/local/lib/Ngraph/en にコピーした(enディレクトリは自分で作る).

なんでこんな手順を踏んだのかというと,OS Xはデフォルトではファイルの大文字と小文字を区別しないため,リソースファイルのNgraphと実行ファイルのngraphが同一ディレクトリに共存できないのが一つ.もう一つは,リソースファイルのNgraphはホームディレクトリに置いてしまえばそれで問題ないんだけど,個人的にそれはイヤだったから,enディレクトリを用意した.もうちょっとマシな方法を追記しておいたので,そちらを参照.

以上で動くようにはなった.gra2wmfが無いのは痛いけど,とりあえずはこれで.


ちょっと追記.

英語用リソースファイルNgraphは,ダウンロードしたNgraph-6.3.30.tar.gzを展開した時点で存在するので,わざわざLinux用バイナリを落として持ってくるよりも,コンパイルしてできる実行ファイルのngraphによって上書きされる前に,適当なフォルダに退避させるのが良いかもしれない.

あと,Mac OS Xは,設定をすればファイルの大文字と小文字を区別するように出来たはず.


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